2000 12/2(土)
今日ひさびさにオリジンバイトに入った。
約1ヶ月ぶり位かな・・・。やっぱり仕事があるのでたまにしかシフトを入れられないのである。

昼ピークを過ぎた頃、サングラスをかけた、香水のにおいのするおじさまのお客様(別に、黒いスーツだったわけでわない)が入ってきた。ぱっと見、解らなかったけど、注文した時の言葉がたどたどしくて、あ、ガイジンさんだったんだと気づいた。
で、お弁当が出来て、「お会計失礼しまーす、**円になります」とレジをうったが、そのおじさまはしばらくじっと私を見ている。
サングラスだから目は見えないんだけど多分私を見ている。
私、何かやっただろうか。打ち間違えただろうか。お金の計算が違っただろうか。一瞬ヒヤッとしたらおじさんが口を開いた。

「フラニサン」(実名は変えてあります)
私のネームプレート(平仮名表記)を見て私の名前を呼んだ。

「はイッ??」

「ココ、ハジメテ?ワタシ、ココ、アナタ、ハジメテ」

みたいなことを身振り付きで聞いてきた。

どうやら私のことを「ハジメテ」オリジンで見たので、新人さんだと思ったのだろう。
オリジン勤続3年半、店でも2番目の古株の私には、非常にフレッシュな言葉であった。
「しばらく、お休みしてたので」
と答えた。

そしたら、おじさまはフーン、とうなづいてから、また言った。
「フラニサン、カワイイネー」

「へっ?」

何を言われたのか初め解らなかったが、多分、何か、気に入ってくれたらしい。
そして「カワイイネー、ニホンジンミタイ
と言ってニコニコしている。

いや私ニホンジンなんですけど・・・。

おじさまは私の顔が如何にもニホンジンらしいと言いたかったのだろうか。
それはともかく、カワイイネーと言ってもらったのは非常に嬉しかったのでまた会ってもいい。